入院顛末記 後編
さて、入院した当日までの話は書きました…と。
私が救急搬送され、手術が決まってそれを待つ間、
ダンナは旧友のドクターに話を聞いていたそうで、
「もし腹腔鏡手術で終わったら、術後はできるだけ起きて歩くべし」
と言われたそうで(後で見せてもらいましたが)。
で、先の記事にも書いた通り、手術は夕方4時から2時間ほど、
幸い割と初期の状態だったので切開手術にまでならずにすみまして。
術後すぐ起こされ、初日のみの個室移されてしばらくあとに、
執刀されたドクターが来られて、説明の後一言。
「明日から頑張って歩いてくださいね(笑顔)」
…容赦ねぇ(汗)
んで一晩、ウトウトしてはすぐ起きる、を繰り返して翌朝。
看護師さんがいらして
「んじゃお部屋移りますから、点滴台につかまって歩いてくださいね~」
マジで容赦なかったです(汗)
なんでも、できるかぎり起きて歩いてをしないと、
手術した部分が癒着して治りが悪くなる、
下手すると悪化して再手術などになるとか。
一応関連リンクなど。(傷口などありますので閲覧は自己責任でどうぞ(汗))
入院2日目で移った部屋は4人部屋の窓側。
歩いてくださいね~とは言われたものの、
歩くたびに点滴台の機械の電源を抜き、
点滴台の下の方に、本当にしがみつく状態でつかまって、
腰は90度近くに折れ曲がり…の超ゆっくり歩行。
そして術後なので当然絶飲食。
点滴を入れっぱなしだったので喉が渇くことはなかったですが、
Facebookのタイムラインのおいしいメニューが恨めしかったです(苦笑)
水分解禁になって、点滴が外れたのが3日目だったかな。
そして4日目の朝ごはんから食事を取れるようになりまして。
最初は重湯だよね…と思ってたら、五分粥スタートでした。
(実は10年位前に別の病気で切開手術を受けたことがあり、
その時重湯スタートだったので)
嬉しかったのは、ここの病院食が美味しかったこと。
記録も兼ねて、食事をInstagramにアップする楽しみが増えました。
食事も五分粥→全粥→普通のご飯と順調に進むことが出来ましたし。
週が開けた月曜日、入院5日目の会心の時に外科の偉い先生(?)から
「頑張って歩いてね」と念を押されたのもあり、
お手洗い、売店への買い物、談話室でボーっとする、
勉強する(暇なのでダンナに問題集を持ってきてもらいました)…などの時、
病棟エリアの端から端まで、退院近くには階段の登り降りも加えて
歩け歩け歩けとちまちま動いてました。
病棟から。遠くに見える明石海峡。写真ではぎりぎり見えませんが淡路島も望めます。
病室が7階だったので、こんな景色も拝めたり。
火曜日には「ご家族と相談して退院日決めてくださいね」とも言われ、
ダンナと協議の結果木曜午前に決定。
こうして8泊9日緊急入院の旅(笑)は終わりました。
退院後1週間まだ経ってませんが、普通にシャワーもお風呂も入れますし、
傷口はかさぶたにはなっているものの順調に治っています。
ありがたやありがたや。
しかし、この入院の時期、あの猛烈な寒波の来ていた時期で、
「うわ~、外出たくないな~、なんとか回避したな~」とは思っていましたが、
こんな回避の仕方は
まったくもって望んでいなかったんですが(汗)
やれやれ。