私はやっぱりこの人が好きだ。
実は、全く違うことをブログに書くつもりでPCに向かったんです。
作業ついでに借りてきたCD聞こうと思ってPCに入れただけなんです。
1曲目のしょっぱなから泣きそうになりました。
「ご機嫌いかがですか、私は相変わらずです」
(中島みゆき「御機嫌如何」)
何度も何度も聞いて、何度も何度も歌ったはずのこの歌を、
改めてみゆきさんの声で聞く。
ライブ盤だから余計なのかもしれないですが、
その言葉一つ一つと演奏一つ一つのこの重み。
あーちょっと高架下行って泣き崩れてきていいですか~!
この近所高架下ないけど~~~!!
そして私はこのコンサートツアーに行ってるはずなんです。
名古屋を二度目に離れる前年、秋だったと思います。
2007年、名古屋市民会館。
後輩を誘って、みゆき仲間さんにも現地で会って。
精神的に、ボロボロのどん底からようやく脱した頃。
翌年に見も知らぬ地である神戸へ来ることが決まっていた頃。
いきなり直面した、かつてのパートナーの死の衝撃をまだ受けてた頃。
評価はそれぞれの曲、それぞれの時代で様々なんでしょうが、
一貫して流れる
「生きてゆけ」
というメッセージを、
ただ目の前に「その歌い手がいる」感動とともに受け入れた時間。
ある日突然消え去った奴との約束、
「生きてやる、絶対。」
そしてこのコンサートでみゆきさんが私達観客に投げた一言、
「同じ時代に、生まれてくれて、ありがとう。」
生きます。神様が許してくれる限り。
自分の体も命も、今横にいてくれる人も、
一緒に笑って楽しんでくれる人たちも、
大切に生きます。誓います。
この時に生きさせてくれて、本当にありがとう。
拝啓、中島みゆき様
やっぱり私はあなたが大好きです。