私が決めた道なんだから。
「自分の道くらい自分で作れ」
かつて生徒によくこの言葉を言っていた。
自分が生きる自分の道を、
そしてそれを選んだ為に受ける苦難を、
他人のせいにしない為に。
かつて私が選んだ道は、
すべてが正解だったわけじゃない。
ただ、それを経たからこそいる今の自分を
誰にも、少なくとも父には恥じたくない。
この道は私が選んだ。
だからただひたすらに進む。
絶対に戻らない。
そして、
これを教え子たちに伝えられる先生でありたい。
教えを説く立場に立った時点で、
私はその子の人生の一部になる。
否応なくそうなる。
改めて、
覚悟決めろよ、私。
自分が生きていく道はこれなんだから。