A氏の成功がB氏の成功とは限らない
若干愚痴。
一部頭まとまってないけど許してね。
塾講師始めて20年ほど経つわけです。
中学受験も高校受験も大学受験も教えてきてるわけです。
小学校と幼稚園受験だけは縁がなかったなぁ。
やりたいとも思わないけど。
自分がいわゆるエリートコースであったり、
エスカレーター式の学校出身でないってせいもありますけど、
「いい高校、いい大学に入っちゃえばそれでOK!」って考えには
そーか??と思い切り首を傾げます。
そりゃまあ、いますよ。
結構な高校から結構な大学に行って社会人やってる教え子とか。
関東時代の教え子とはほぼ交流なくなったから
全員が全員何をやってるか~までは知りませんけど。
世の中には大学出てないと取れない資格もありますし、
その資格がないとできない仕事だってありますし、
そういう職種についてる知り合い友人そこそこいます。
でも、いわゆる芸術系、
まあ主に音楽とか美術とかそっち系ですね、
そっちのほうでしっかりお仕事されて、
自分の、またご家族の衣食住をまかなってる方も複数人、
冷静に数えてみると結構大人数いるんですよ。
会社組織でされてる方もいるし、中小零細の方も、
もちろん完全フリーランスの方もいる…。
単純に考えても、
日本国民全員が東京大学を始めとする旧帝国大学には入れないし、
まず入る必要がない。
そちらはそちらの道のエリートコースを目指す方に
おまかせしとけばいいと思うし。
小中高校生を教える目的ってなんなんだ、と考えたとき、
将来その子が
自分の納得行く道で
納得できる仕事をして、
納得行く給与や報酬を得てゆくこと
なんじゃないんかい?
と思うわけなんですよ。ハイ。
実際今までに教えた子も、芸術方面に進む子いるし。
スポーツでプロ目指しますって子もいたし。
高校とか大学は非常にわかりやす~い指標ではあるし、
相応に難しいところだったりするとおおっ、とは思うけど、
それ以上にその本人が「コレで生きていきます!」と決められる道を
よっしゃ行ってこい!と押し出すのが、
大人の、ついでに私ら教師や講師の仕事なんじゃないかな~。
綺麗事かもしれないけどさ、
教える側が綺麗事言わなくなったら終わりじゃない?
私は、
アレどうよ、コレどうよ、って
いろんな道を提示できる人でありたいな~。
その中で、もしくは自分で、
自分の道を作って歩いていける人になって欲しいな、
私の生徒には。