さて何をやりたいんだったっけ。
1週間くらい前のこと。
寝付けない夜中にふと、
「そういえば修士論文どこにしまったっけ?」
と思い出し、タンス部屋をガサゴソ。
修士論文。
ものすご~く中途半端に学部の勉強を終わらせて卒業するより、
先生になる面々に負けないだけの勉強をやれるだけやらせて欲しい、
と母に(父は当時もう他界)頼み込んで行かせてもらった院で、
容赦ない先生方のツッコミに耐えながら書いたもの。
ええこれを抱えて論文発表会とか行きましたよ…つくばまで(汗)
遠かった…。そして先生方(他大学)のツッコミが半端なかった…。
最初はLD(Learning Disability、学習障害)について書こうとはしたものの、
それには調査の量も多く私の認識も全然足りなくて、
結局文字式の指導のことについてでまとめたんだったな~と思いだしたり。
もともと「修論探そう!」と思ったのは、
まぁ先々週くらいの脳内ぐるぐるパニック状態だった頃。
↑この記事の直前辺りかなぁ。
「もともと私って何目指してた?」
というのを再確認しておきたくて。
数学しかまともに解けない高校生が大学に進んで、
でも教職の方には入れなくて納得出来ないままに
ほぼ無理矢理に院にまで進んで勉強したことはなんだったんだと。
さて私は一体何をやりたいんだったのかと。
当時24歳の私が47人の答案データと渡り合った、M2の丸1年。
今読み返すとかなりたどたどしい文章、自信の無さ、不安。
枚数は多いと言えないまでもなんとか書き終えて提出したときの安堵。
研究したことをほぼそのまま仕事に出来てる私はきっとかなりラッキーな方だと思う。
じゃあそれは今の45歳の自分に生きてるだろうか…。
今すぐぱっと答えは出せなくて、
でも「それでいいのか?」って第三者の立場で突っ込んでもらえるものが欲しくて。
きっと人生の折り返し地点は過ぎてるだろうから、
(冷静に考えて私が90まで生きてるのは難しかろう)
そっから先、できるだけ後悔しないでいくために。